腰痛の症状①
お尻の外側から太ももにかけての
痛みと痺れ

腰痛でお悩みの方に多い症状のひとつとして、お尻の外側から太ももの外側にかけて広がる痛みと痺れがあります。

立っていると、お尻の横の方をトントンと叩きたくなってくることはありませんか。

坐骨神経痛では、お尻の後ろ側から太ももの裏側、下腿の外側へと痺れが広がります。

坐骨神経痛とは少し違ったこの症状に多く見られる原因が、中殿筋または小殿筋が凝り固まることによって、お尻の外側から太ももにかけて痛みや痺れとなってあらわれます。

この中殿筋・小殿筋は、脚を浮かせていれば、脚を身体の外側に広げる作用がありますが、足を地面に着いていると、骨盤がぐらぐらしないように固定する作用があります。立ち上がったり歩いたり、あらゆる動作でこの中殿筋んは活動します。あらゆる動作で使われ過ぎることにより、疲労が溜まりこれらの筋肉が固まってきます。

一度凝り固まるとあらゆる動作で活動するため、中々通常の状態に戻りにくい部分でもあります。

しっかりと緩めたとしてもまた戻るため、治療方法に疑問がわくことも少なくありません。

じわじわと凝り固まってきたこれらの筋肉は、通常の状態に戻すのにも時間がかかります。

 

当院では、施術と合わせて自宅でのセルフケアを勧めています。このため、数回の施術で回復する方がほとんどになります。